キャンプ場に到着してから売店で薪を買おうとすると、1束800円〜1,200円もして驚いた経験はありませんか?
主要なキャンプ街道(山梨県道志みち、富士五湖周辺、北軽井沢、長野など)には、地元の林業者や個人が運営する「薪の無人販売所」が数多く点在しています。1束300円〜500円と格安で、しかも極上に乾燥した良質な薪が手に入ります。
1. 無人薪販売所を利用する前の「3つの鉄則」
① 100円玉と千円札を必ず多めに用意する
無人販売所はお釣りが出ません。料金ポスト(料金箱)にぴったり投入するのが絶対のマナーです。自動販売機やコンビニで事前に崩しておきましょう。
② 車載用のレジャーシート・養生シートを持参する
薪には木くずや樹皮、場合によっては小さな虫が付着しています。トランクを汚さないよう、厚手のブルーシートや薪バッグを用意しておくと安心です。
③ 雨天時は「雨よけシート」を元通りに戻す
薪小屋にブルーシートや波板が掛かっている場合、取り出した後は必ず元通りにカバーを掛け直してください。薪が湿気てしまうと次に来る人が使えなくなります。
2. 針葉樹と広葉樹の使い分け
無人小屋では「スギ・ヒノキ(針葉樹)」と「ナラ・クヌギ(広葉樹)」が並んで売られていることがあります。用途に合わせて選びましょう:
- 針葉樹(スギ・ヒノキ / 300円〜400円前後): 着火性に優れ、あっという間に火が起きます。焚き付け用や短時間の焚き火に最適ですが、燃え尽きるのが早い特徴があります。
- 広葉樹(ナラ・クヌギ・サクラ / 500円〜600円前後): 密度が高くずっしり重い薪です。火持ちが抜群で、赤く熾火(おきび)になってじっくり暖をとったり調理をするのに最適です。
3. 河川事務所等の「原木無料配布」とは?
国土交通省の河川国道事務所や自治体では、堤防・ダム・河川敷の治水対策として伐採した木を「無料配布(流木・伐採木バンク)」することがあります。無料で軽トラ1台分の薪が手に入る夢のような制度ですが、丸太(原木)の状態のため、チェーンソーでの玉切りや薪割り斧、車への積載装備が必須となります。
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